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*床面地上高に関する意見(11件)
・使用していないので未知な点が多いが、運行させる為の環境づくりが必要。特にローカル都市の路面整備。雪路の除排雪、バス停、ベイのわだち。車両床下に付着する氷雪による安全性も問題が多い。個人的な考え方ではあるが、ノンステップで乗車しても全店がフラットな床に座席が確保されない限り、室内でステップ一段分の昇りが必要であれば、一段ステップを設定したほうが全体的に運行面含め、実用化が広くなる。
・床面地上高350mm及び車高調整装置50mmと設計されているので道路状況が整備されれば問題はないと思います。
・現在、ノンステップの床形状はフラット化が難しく今後の開発に期待する。
・通路以外の1段高い部分を思い切って座席の高さまでにし、三方座席にする座席下を暖房配管、クーラー配管、ハーネスその他ロッド類(天井部を通るもの)燃料タンクを納める形で1段上がって座る従来の形を見直す。
・ランプ角、最低地上高の制限等も必要なのではないか。
・最低地上高を少なくとも170〜180mm確保できると運用上都合がよい。
・ステップ高さは、いくら低減しても車内の通路や座席下に段差が多くなるような構造は、高齢者や身障者の人たちにはつらいものであり、車内事故の危険性も増すように思われます。
・車内床構造の段差を少なくするべきである。
・通路床面のフラット化。
・全床面のフラット化(前、後、タイヤハウス部の段上部)。
・ノンステップ化により床面のフラットな面は良いがシート部の段差対策ホイールハウス部の有効利用化等が今後現車で確認の必要があると思われる。
*ステップ高に関する意見(3件)
・ステップ高は、320〜35ミリの案でありますが、ニーリングにより歩道の高さまで下がるようにすることで、車椅子や高齢者への対策とされてはいかがでしょうか。
・積雪、山間路線が多く、低床バスの導入がむずかしく現在まで購入はしていない。今後ステップ高調整量の大きい(100mm位)車両の開発を望んでいる。
・老人乗車対策として1段ステップは300mmが望ましい。
*車高調整量に関する意見(3件)
・各バス停でのニーリング装置の作動による耐久性に疑問。
・ステップ側にニーリングする車両も良いと思うが、最高70mm程度安全性及びその機能と性能の向上を図る(故障率が少ないこと)。
・車高調整装置はオプション化、またリーフサスでのノンステップは絶対に不可能かどうか検討が必要(ニーリングは不必要)。
*室内高に関する意見(1件)
・ボディ(室内高)。
*タイヤハウス部通路幅に関する意見(7件)
・タイヤハウス部通路幅:後500mm以上でよいのか。
・特にないが、ノンステップバスの傾向として、「タイヤハウスが大きく車内に出る」「車内の床に出っ張りがある」の2点が気になるため、この点を解消するように、その場しのぎの設計ではなく、一から(デフ・アクスルから)設計してほしい。

 

 

 

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